消えたい は 消えない

鬱 うつ 病のリハビリのような 意味のあるような無いような

DAY 33

 

主治医は

毎日来てくれるわけではなく、

 

時折、様子見…で来ているような

気がした。

 

 

とにかく私はもう

精神的に「上がる」ことの無い状態

だったから、

 

『落ち着いている』と判断され、

日中はドアの鍵を外され、

『部屋から出ても構わない』とされた。

 

 

しかし

その白い部屋にいる間、

私は一度も外に

出ることは無かった。

 

むしろ、

「鍵を前のように掛けてもらいたい」と

伝えたほどだった。

 

 

監禁されている方が

気持ちが楽だった。