2018-11-20 DAY 29 部屋の移動を伝えられる。 …いちいちストレッチャーに乗り、 また拘束具で拘束され また天井だけを見て移動。 当時は 何にも考えることもなく、 なすがままになっていた。 今思えば、 あれはまだ入院したての人間に 建物の構造や部屋の位置などを 把握させない為の 決まりか何かなんだろう。 部屋から部屋にだけ移動していると 本当に夢の中の世界のような、 現実に居ないんじゃないかと感じるようだった。 そして 今度は 真っ白な部屋に 辿り着いた。