消えたい は 消えない

鬱 うつ 病のリハビリのような 意味のあるような無いような

DAY 39

 

静まり返った部屋の中で、

不意に大きな音が鳴るというのは

なかなかのストレスで

 

これが人間の声であり、行動であると

なおさら辛かった。

 

 

2日目で

「これはシンドい…」と

看護師さんに相談しようか考えた時、

その音の主の隣人に

部屋移動の手配がされ始めた。

 

もう一人の同室の人が

先に声を上げたようだった。

 

 

言葉は交わさなかったけれど、

同じ感覚であったことに

妙な安心感を覚えた。

 

 

精神科病棟には

色んなタイプの人がいた。