2018-11-30 DAY 39 静まり返った部屋の中で、 不意に大きな音が鳴るというのは なかなかのストレスで これが人間の声であり、行動であると なおさら辛かった。 2日目で 「これはシンドい…」と 看護師さんに相談しようか考えた時、 その音の主の隣人に 部屋移動の手配がされ始めた。 もう一人の同室の人が 先に声を上げたようだった。 言葉は交わさなかったけれど、 同じ感覚であったことに 妙な安心感を覚えた。 精神科病棟には 色んなタイプの人がいた。