DAY 7
年齢差のある、
年上の私が壊れていったことで
妻に
大きな不安と不満、そしてストレスを
与えてしまいました。
尊敬してくれて、慕ってくれて、
たくさんの愛情を与えてくれた彼女は
精神疾患が顕著になっても、
明るく笑顔で支えてくれた彼女は
次第に私を
罵るように変わるのでした。
変わっていく彼女に
私は申し訳なさで
いっぱいになっていきます。
そこに
反発するような
苛立ちを覚えるような
そんな気持ちは生まれません。
ただただ、
彼女にキツく接せられるのは
「当然のことなのだ」と、
「最低な人間になっているのだ」と、
「価値の無い人間になっているのだ」と、
全てを受け入れていきながら
思考は変化をしていったのでしょう。
そして私は、
上手く言葉を発することが
出来なくなっていきました。