DAY 5
精神疾患は
たくさんの種類があるから、
人それぞれ
違いがあって、それで良い。
自分自身が見失っているものを
他人が分かるはずもなく、
そしてまた、
残念ながら医者もカウンセラーも
寄り添えても
100%の理解は無理に決まっている。
私は双極性障害のII型から
鬱 うつ へと移行し、
そして自殺を試みたタイプだが、
自分自身で「おかしい…」と気付き始めた当初から、
頑なに医者には行かないことを
決めていた。
行けるはずもないほどに
精神科、心療内科への受診は
心のどこかで
「人としての終わり」のように思えていて
そうしたプライドが邪魔をし、
受診までに時間が掛かり、
また、
そういうプライドがある人間は
ギリギリまで頑張ってしまう。
まさに鬱 うつ になる人間の
典型的なタイプである。
そうした流れを踏んだ、
そうしたタイプの人間の
私の経験から言えるのは
精神科、心療内科には
冷やかし気分でも良い、
お試し気分でも良い、
経験としてだけでも良い、
行った方が良い。
100%の理解も解決もない。
ただ人が人を、アナログに直接話して、
心理テストなども行いながら、
100%確証を持って「◯◯がおかしいからです。」と
すぐに判断出来たなら、
それはもう、魔法のような話で。
それを踏まえてみても、
行った方が良い。