2018-12-21 DAY 60 お見舞いは 原則、家族しか許されない。 まぁ、精神科の閉鎖病棟は そういうものだろう。 私は外界を知らずに 救急車で運ばれて入った為、 どうやって病院にアクセスするのかを 知らない。 だから、 身内がどうやって来るのか。 来るのが大変なのか。 時間が掛かるのか。 全く分からず、心苦しかった。 世界との断絶が良いことだと思い、 それに失敗して生き残り、 迷惑を掛ける。 迷惑に迷惑を重ねる。 そして この病棟に入れられた時点で もう自分ではどうにもならない。 世話になること 休むこと 回復すること 他に選ぶ権利はなかった。