消えたい は 消えない

鬱 うつ 病のリハビリのような 意味のあるような無いような

DAY 20

看護師さんが言うには

午前中には他の病院に

移送されるとのこと。

 

 

それが良いか悪いかは分からないが

とにかく今の状況からの

変化を求める自分がいた。

 

 

そして その時は来る。

 

 

大人数の男性看護師が

一斉にやってきて

まず、行ったのが

尿管からの管の排出。

 

そう、目が覚めてからずっと

尿道の先にツンとした痛みはあったのだが

見えもしないし、意識ある時に尿意も無かったので

そんな処置がされているとは思っていなかった。

 

バタバタと脱がされ、

下半身が丸出しにされていく作業を進められる中で

また目に激痛が走る。

それはもう、涙が止まらず

もがき苦しむレベルである。

 

そんな中で

「はい!息を吸って〜はい、吐いて〜…」

 

(ズルズルズルズルー!!)

 

「!!?」

 

予想の何倍もの長さが挿入されてた感じが

違和感ある痛みと共に

尿道を走った。

 

 

未だ忘れぬ あのズル…じゃない、

ズルズル〜感。

 

そして、その長さのものを

麻酔で落とされてる時に

誰かに挿入されたのかと思うと

 

とても複雑だ。