消えたい は 消えない

鬱 うつ 病のリハビリのような 意味のあるような無いような

時代

 

歳を重ねないと

 

歌の

本当の意味は

わからない

 

 

ってのが

本当なんだ とわかるのは

 

 

 

人生を折り返して

 

少なくとも

中盤を過ぎて

 

 

いくつか実際に

 

誰かに

傷付いて

誰かを

傷付けて

 

 

悩んで

 

苦しんで

 

 

それからなんだろう

 

 

 

とりあえず

40を過ぎた

 

色んな歌を聴いた

 

 

そして

 

 

歌が

聴けなくなった

 

 

 

 

ちゃんと

 

 

歌を

ちゃんと聴きたいと

 

どれだけ振りだろうか

 

聴いたのは

 

 

 

ふと

頭の中を巡った

 

中島みゆき 氏の

【 時代 】だった

 

 

 

自分の世代の曲では無い

 

 

 

ただ

何度も何度も聴いた曲に

間違いは無い

 

 

 

歌い出しから

 

ガッと涙が溢れた

嗚咽が漏れそうなほどに

 

 

ある意味

恐ろしいほどに

 

鬱 うつ 病の

中年過ぎには

危ない

 

 

中島みゆき 】と

【 時代 】は

 

恐ろしい

 

 

何度も何度も聴いた

普通に聴いた

当たり前のように

聴いてきた曲

 

ほぼ 誰もが と言っても

過言では無い

 

はずなのに

 

 

 

こんなにも

胸を刺すのか

 

 

 

ほぼ 誰もが と言っても

過言では無い 曲

 

に なり得る曲には

 

 

つまりそれだけの力と

 

 

どの世代にも

刺すものを持つから

 

 

こうして歌も歌い手も

残り続けて居るんだろう

 

 

 

【 時代 】

中島みゆき氏 デビュー時 23歳時に

作られている曲

 

 

 

23歳

 

 

 

天才って

こういう人のことを言うんだな と

 

 

数十年を掛けて 想う

 

 

 

 

とりあえず

 

【 時代 】が もう

 

まともに聴けず

まともに歌えやしない

 

 

中年過ぎの

鬱 うつ 病には

きっと

 

助けになって

響いて

 

涙が胸を

少しでも軽く

 

 

してくれる気がする